恋愛ブーム

テレビドラマのパターンは、ここ数十年の「恋愛ブーム」に乗っているだけに、親たちよりも「恋」する者たちの側を正義とする傾向が強いけれど、それは「恋愛」をひいきしているかもしれない「恋」を賛美しすぎているかもしれない第二次大戦後「恋愛」は古い因習から人々を解政するものとして、もてはやされた以来、「恋愛」によって自由のない社会や頭のかたい家族と闘う、というテーマの映画や小説作品がいっぱい作られた。自由な「恋」によって、民主的で、すばらしい未来がもたらされると信じられたのだ。でも、やはり、なんでもかんでも「恋」する者たちに味方するのは、いきすぎた「恋愛至上主義」だろう。ここを読んだら、これからここ→で、出会う相手と上手に駆け引きができますね。

しかし「恋」はそういうマイナス面ばかりなのか。やはりそうとはいえない。よい面があるからこそ、これだけ人々が夢中になるのだ。
話が一方的になるのもよくないので、多少は「恋」のプラス面についても述べておこう。
「恋」している状態が痛みばかりでなく、人々に甘美な気分をもたらすことはいうまでもない。「恋」はうまくいっているかぎり快楽そのものだろう。それは現代を生きるぼくらにとっては、生きがい、生きる目的にもなるほどの心地よきだ。また、それとは別にこういう面もあるかもしれない。
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